---大国主 追い出される②---

【更新日】 2025年6月10日(火) 八上姫がつないだご縁

御井神社のご由緒の核となる「因幡の白兎」の
神話は出雲から鳥取まで、この地元山陰を舞台
にした物語です。古代から人々が語り継いだ
神話は唯一無二のもので、私たちの宝と言って
よいでしょう。

下記の神話は、地元の企業様が現代風に
アレンジして提供して下さいました。

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大国主は馬の鞍に足をかけながら
姫に旅立ち前の歌を捧げたの
『今はこれまでいろいろな女性がいたけれど
 私にぴったり合うのは貴女だけなのです。
 あなたは寂しくないと強がっているけれど
 泣かないでいられますか?
 私は貴女が心配でたまらないのです。
 私は貴女を本当に愛したいと思っているのですよ』
(きじこ訳)

大国主の真心こもった歌で姫の心は一気に解きほぐれて
自分がどんだけ高慢ちきで妻としての
まごころもやさしさもなかったことに気が付いたの。
それなのに大国主はどこまでもやさしくて
自分のことを心配してpくれる・・・。
涙でぐちゃぐちゃだったけれど
大国主のところに駆け寄ってお酒の盃をさしだして
歌を返したの。
『私の大国主命様、あなたの気持ちはよくわかり
 ました。私はいたずらに嫉妬の炎を燃やして
 あなたを苦しめていました。私にはあなた以外に
 夫はおりません。
 だから旅に出るのをやめてどうぞお酒を召し上がって♡
   あなたの腕で私の胸を抱いて頂戴♡
   手を絡めて、足ものびのびと安らかにお寝みしたいわ♡』
(きじこ訳)

あれ?どこかで聞いたセリフだぞ・・・と思いながらも
大国主は姫の差し出したお酒をグイっと頂いて・・・
永遠の愛を確かめ合いましたとさ。
めでたし♡
めでたぢ♡

というわけで大国主は大和の国へ行くことをやめて
出雲の地(出雲大社)にいらっしゃるというわけ。
その後大国主が白状した女性が
全国各地に17人いたとか・・・
「こ、これは、国造りをする上で
 諸国の協力を得るための縁づくりであって・・・
 男の仕事の一部なんだ・・・」
と必死に訴える大国主の声が
姫に届いたとか、とどかなかったとか・・・

きじこでした。( ⌒∀⌒)/““マタネー‼︎

きじこさん、ありがとうございました╰(*´︶`*)╯♡

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八上姫様の生誕地である鳥取の商工会議所様が
制作されたアニメ動画もお楽しみください♪

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