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御井神社のご由緒の核となる「因幡の白兎」の
神話は出雲から鳥取まで、この地元山陰を舞台
にした物語です。古代から人々が語り継いだ
神話は唯一無二のもので、私たちの宝と言って
よいでしょう。

下記の神話は、地元の企業様が現代風に
アレンジして提供して下さいました。

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沼河姫からの
「明日♡元気に満ち溢れたあなたの腕で
　私の胸を抱いて頂戴♡手も絡めて、
　足ものびのびと安らかにお寝みしたいわ♡」
な〜んていわれてよっしゃとかなりルンルン
でお宿に帰った大国主でした。
で、で、モチロンお約束通りその翌日の夜には
めでたくご結婚♡

次の朝・・・確かに癒されたんだけど・・・
目覚めたときに横にいる沼河姫の寝顔を見て
「やっちまった・・・」とまた後悔
八上姫の時の二の舞にならなければいいけれど
と、いやな予感を胸に恐る恐る出雲にかえると
待っていたのはすでにその情報をキャッチして
めちゃ切れまくっているスセリ姫だったの。
ただでさえ気が強くて鬼嫁日記更新中のスセリ姫
に嫉妬の炎が燃え上がったもんだから
どんだけ怖かったか・・・

だけど、どう考えてもこうなったのは大国主が
沼河姫に手を出しちゃったことなんだし、申し開き
の余地なしよね。
どんなに謝っても、ご機嫌とっても
スセリ姫は許してくれないのね。
あの一夜のせいでとんでもないことになっちゃった。

「それにしてもなんでスセリ姫にバレたんだ？」と
心の片隅に置きながらも
平身低頭でただひたすらに謝っているのに
スセリ姫の暴言は治るどころか
「あなたのような方は出ていきなさい。
　あなたなんかいりません！」なんていわれる始末。
マジか・・・
自分が作った国なのに追い出されちゃった。
どうもこうも治まりがつかなくなっちゃったもんだから
修行と称していったん大和の国に単身赴任することに
決めたのね。

いよいよ出発の日が来たんだけどスセリ姫はやっぱり
目も合わせようとしないし、口も利いてくれないの。

つづく……。

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八上姫様の生誕地である鳥取の商工会議所様が
制作されたアニメ動画もお楽しみください♪

八上比売(やかみひめ)チャンネル