お日祭
【更新日】
2023年1月3日(火)
KONOMATAのひとり言
正月が明けると御井神社では「お日待ち」とか
「お日祭」と呼ばれる、家々でのお祭が始まり
ます。昔は、お祭をされる家に神職がお邪魔し
て祝詞を何本も唱えていました。今もこのよう
にされている家もありますが、神社の祈祷所に
来ていただきお祭することがほとんどです。
日待ちとは、この字の如く「太陽が出てくる
のを待って拝むご神事」でした。太陽を最高
神〜天照皇大神〜に見立て一家の安寧を祈り
ます。はじめは床の間でお祀りしますが、
途中で縁側から太陽を向いて祝詞を唱えます。
このお祭に合わせてその家の荒神や水神のお
祭もします。家によっては、幣串を7、8本も
必要なところがあります。さらに藁で龍神を
作られるところもあります。
今日は、お日祭に行きました。この家が荒神
さんや水神さん、さらには太陽神に守られて
穏やかに一年を過ごされるようにお祈りしま
した。