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　直江の街に一人で暮らしている女性
   が高齢のため施設に入所され、住ん
   でおられた家を壊すことになりまし
   た。家にあった神棚のことで業者さ
　んが相談に来られました。

　その家で人が住んでいた時には守り
　神として家の人にお陰を授けていた
　神様です。
　感謝の気持ちを持って神様には本つ
　御座(もとつみくら)にお還りいただ
　きたいと思います。
　
　今は高齢化の進む直江の街ですがそ
　の家に住まわれていた女性は、若い
　頃は芸者として活躍されていたそう
　です。当時の直江の街は活気があり
　賑やかだったことでしょう。

　永らくその家をお守りいただきあり
　がとうございました。