過去と未来を繋ぐ太鼓

【更新日】 2022年11月24日(木) KONOMATAのひとり言
七五三でご家族5人のお参りがあり
ました。3歳の男の子です。

お祭の前に「太鼓をたたきますけど
大丈夫ですか?」とよく尋ねます。
御神楽の太鼓が怖くて泣かれるお子様
がおられるからです。

「大丈夫ですよ。よろしくお願いします。」
少し音を控えめにして御神楽をあげました。
お子様はニコニコして座っています。

七五三のお祭が終わって、お帰りになる時に
後ろに座っておられたおじいさんが名刺を
出されました。「竹内義弘太鼓店」と書いて
ありました。

実は、御井神社の太鼓は「竹内小次郎商店」
で納めてもらった太鼓です。その事をお伝え
したら「あーそこはうちの分家です。今はそ
の店はありません。」

それで分かりました。男の子が太鼓の音に平気
だったことが。男の子は、おじいちゃんの家に
行って太鼓を叩いて楽しんでいたのです。
御井神社の太鼓を通して過去と未来が繋がった
ような感動を覚えました。