変貌する新川河川跡地

【更新日】 2023年6月3日(土) KONOMATAのひとり言
新川とは、江戸時代に新田開発を目的に斐伊川から宍道湖に向けて造られた人工の川です。
何度も洪水を引き起こすので、昭和14年に斐伊川の取水口を閉じられ廃川になりました。
堆積した砂で周囲より2〜4mも高い河道が残されました。
この砂を利用してコンクリート工場や建築資材の工場が立地しました。
農業には砂地を利用してブドウ畑が作られました。
また平らな細長い地形を利用して東端部には出雲空港の滑走路があります。

実は、もうひとつ新川には飛行場がありました。
戦時中に軍用で造られた旧出西飛行場です。
数年前までは、当時の姿を見ることが出来ましたが、再開発され総区画数45区画の住宅地が出来ました。
住宅が完成し人が住むようになると、新たな暮らしが始まります。
どんな風に変わっていくのか楽しみです。