鳥地獄

【更新日】 2023年5月4日(木・祝) KONOMATAのひとり言
さて、室の内池を十分堪能したあとで帰ろうとしましたが、そのまま引き返すとメチャクチャ急な登り道が待っています。
それは避けたいので、室の内池をさらに先に進み周りこんで帰ることにしました。

しばらく歩くと徐々に池から離れていき風景が一変しました。
あれほど緑豊かな室の内が枯れ木の林に変わっていたのです。
少し気味が悪い不思議な光景でした。
看板の説明によるとそこは「鳥地獄」と呼ばれていたのです。

三瓶山は、山陰地方唯一の活火山で今だに少量の火山性ガスの噴気があるのです。
このため昆虫やカエル、小型の鳥類などの死骸がみられることもあるそうです。
私も倒れないように急いでそこを抜け、尾根に向けてなだらかな坂道を登っていきました。

今回の三瓶山は、山に登ってからは出会う人はわずかでした。
最近のニュースでコロナ禍のあとに爆発的に観光客が増えている有名観光地とは正反対です。
自然を満喫したひとときでした。