頭屋 当屋 禱家

【更新日】 2022年10月1日(土) KONOMATAのひとり言
10月になりました。神在月です。

秋の例大祭は、10月がピークです。
それぞれの神社で準備が進められて
います。

ただ、同じ秋の例大祭と言えども
神社によって古くからのやり方は
様々です。

例えば、頭屋という制度があります。
頭屋とは氏神様からお陰をいただける
選ばれた家のことです。近年は個人の
方ではなく、自治会で順番に持ち回り
で当たります。

頭屋に当たるとお祭が始まるまでに
氏神様が御分霊の形でしばらく滞在さ
れます。氏神様が近くにいらっしゃる
ので大変、誉れ高いことです。

その為に、一生懸命お供え物などで
おもてなしをします。同じ自治会の方
と喜びを分かち合います。

最近は、コロナの為に自粛傾向になり
ましたが、それまでは祝賀会などで、
盛り上がったものです。

この頭屋についても「当屋」とか「禱家亅
などと表記され、地域ならではの習わしが
あります。お祭のお手伝いに行くと初めて
知ることも多く勉強になります。