安産祈願で有名、古事記にも登場する歴史

御井神社 拝殿

木俣神(このまたかみ)がご祭神である島根県出雲の御井神社は、安産と水の守護神として信仰されています。
そのため安産祈願で訪れる方が、全国から数多くいらっしゃいます。

木俣神と御井神社は、古事記および風土記など、日本最古の史書十三の文献に記されており、これが安産と水の守護神として言われる所以とされています。

昔から「当社を拝み、神秘の神符(ごふ)をいただくにおいては、安産疑いなし。」と言われ御守をしっかり身に付けていただければ、安産必定です。

『御井神社 剣舞(けんまい)』

明治時代から御井神社に伝わる獅子舞のひとつです。
伊勢の太神楽の流儀を受け継いだものと言われ、一人の猿田彦と三人が中に入った獅子が、御幣・鈴・刀・ささら(竹を加工した楽器)・扇などを持って舞います。
当初は、十二段の舞があったようです。
現在は、七段の舞を継承して、秋の例大祭に披露されます。
近隣の神社の獅子舞とは系統が違い珍しいと言われています。
剣舞保存会のメンバーは約十名で、年間を通して練習を重ねています。