縄文時代の記憶

【更新日】 2022年10月25日(火) KONOMATAのひとり言
問題です。

「マロンペーストを細い紐状に加工し
 クリームやスポンジ生地などで土台
 に飾りつけたお菓子を何と言いますか?」

そうです!答えは、モンブランです。
このモンブラン、栗を使っているので
今まさに食べたい食材です。

モンブランといえば栗を思い浮かべます。
栗の優しい香りや甘みを感じ、私達日本
人にとっては大人気です。特に個性的な
味ではないのにどうしてこんなに私達に
馴染んでいるのでしょうか。

私見では、私達のDNAに縄文時代から
受け継いだ日本人の記憶と関係している
のではと思います。

私達の先祖は、稲作が伝わる前から山で
栗の実を拾い、貯蔵しながら食べていま
した。また栗の木は、住居の柱などの材
料になりとても親しみのある樹木だった
のです。

長野県上松町のお宮の森裏遺跡から出土し
た栗の実は、約1万3千年前のものであるこ
とが明らかになりました。

遥か1万3千年前の記憶を私達に呼び起こす
「栗」がもっと好きになりました。